
親知らずは、上あご、下あごに2本ずつ合計4本あります。しかし、4本がきちんと生えてくることはまれで、歯のもとになる種はあっても歯ぐきや、アゴの骨に埋もれたまま生えてこなかったり、最初から歯の種がなく生えてこない場合があります。親知らずが生えてくるのは一般的に18歳から24歳頃です。
すると…
親知らずがきちんと生えていない場合の多くは、抜いてしまうケースがほとんどです。 これは治療するにも歯が奥過ぎたり、歯の形がおかしかったりと、的確な治療とメインテナンスができないと判断されるためです。 また、下の親知らずの近くには太い神経が通っています。その神経の場所によっては歯を抜く事が難しい場合もあります。 治療法といっても、一人一人お口の中の状態は違うので気になる方は一度クリニックでご相談ください。
アゴが大きく、親知らずが真っすぐ生えていて、歯みがきが十分にできる場合は抜かずに保存します。
また、手前の歯が抜かれていて、親知らずにブリッジや入れ歯のバネをかけた方がよい場合なども保存します。